3年ぶりに地元町内で秋まつりが開催されました。朝、神事が開催され、宮司様より町内の繁栄と安全をご祈祷いただきました。その間、子どもたちによる神楽の演奏と棒の手の演技が行われました。神事が終わった後、神社の境内で、子どもたちと大人の棒の手の演技が披露されました。大学生や高校生の若者も入り、以前と比べて技術力がアップされ、その迫力に驚きました。
お神楽と棒の手の練習は9月から始まり、保存会の方々が、毎晩神社で子どもたちに教えてくださいました。私が子どもの頃は一時期途絶えており、お神楽も棒の手も知りません。その後、町内の長老の方々が昔習ったことを思い出し、保存会を結成、子どもたちに伝承しました。子どもたちも張り切って練習し、発表するお祭りの楽しみにしてきました。それが3年ぶりに開催されたのです。
ただ残念なのは、お昼に公園に集合して、各島ごとにお神輿を引きながら町内を練り歩く行事が、コロナにより中止されてしまったこと。コロナ前はそれはそれは賑やかに執り行われ、大勢の子どもたちが勢ぞろいして、「ワッショイ!ワッショイ!」と町中に、お囃子と元気な声が響いていたのですが、それは今年もありませんでした。五穀豊穣と皆様の幸せを願って秋まつりが終わりました。
午後からの地元行事がなくなり、他の町内の秋まつりにお邪魔することができました。その町内は火縄銃発砲、お神輿と棒の手の奉納があり、こちらも迫力満点でした。特に火縄銃の発砲は田んぼの中で行われ、大きな音が町内に響き渡っていました。棒の手奉納の前に、来賓挨拶をさせていただき「伝統ある行事を子どもたちにつなぐことがこの町の活性化になると思います。」と話しました。